20代で隠居 読了
なんでかんでで読むのに1週間かかりました。
相変わらず本読むペースは遅すぎます。
20代で隠居 大原扁理著
作品を読み終わったの感想しては、結構楽しめました。精神的に楽になれたように思います。
インターネットの書評や口コミを見るとやはり賛否両論があり、否定的な意見の人の口コミは買って読むべき本では無いという感じでしたが、私の場合は結果的に買ってよかったと思います。
前半は、続巻の年収90万円で東京ハッピーライフとほぼ同じ内容が多かったので、軽く読まさせていただきました。
20代で隠居を買ってよかったと思えたのは、後半の隠居のあれこれの部分が大きかったかな。
特に次の文章が印象的でした。(以下本文よりすこし抜粋)
〜でもさ。
この人たちのいう「自由」って、マネー資本主義社会の中だけの自由じゃん。
お金が無いと自由になれないなんて、超不自由!
168ページより
この数行が特に好きです。
この数行こそ20代で隠居をお金を出して買ってよかったと思える大きな理由だと私自身は満足しています。
たしかに今の日本は資本主義社会なので、マネーは大事だと思う。
でも、もうそろそろマネー資本主義も疲れてきているように感じます。
だからこそ、20代で隠居や年収90万円で東京ハッピーライフが増刷されているんじゃないだろうか?と思いました。
生きるのに疲れちゃったらたまに読み返そうと思います。